東京で名刺やパンフレットの製作をしています、adbです。
いま、弊社で力を入れているのが名刺やカードサイズのパンフレット。

昔、リクルートさんのR25という冊子が駅に置いてあったのですが(いまもまだあるんでしょうか?)、10年くらい前はだいたい当日にはなくなっていました。
無料なら持っていく、という価値があるとユーザーに判断された結果、なくなっていたんですね。
ただ多くは逆のパターンです。
喫茶店においてあるライブや演劇のパンフレットがなくなっているのを見たことがあるでしょうか?
たいていほこりを被るくらいまで放置されていませんか?
あるいは郵便受けに投函されるDMやチラシ。気に留めるケースは稀で、ほとんどはそのままゴミ箱行きです(私は宅配ピザのカタログはよくとっておきますが)。

もちろん、ターゲットの性質やR25は果たしてパンフレットなのかという問題も入ってくるため、上記の例は少々適切ではないのですが、基本的にパンフレットは手に取られない、読まれないということは「なんとなく」実感いただけるかと思います。
ビジネスシーンで手渡しされたパンフレットも同様です。
もちろん、目の前で捨てられることはありませんし、その場で受け取ってはもらえるでしょうが、読まれることなく捨てられてしまうのです。

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パンフレットを魅力的に作ることはもちろん大切です。
ですが、「パンフレットはいらない」という漠然としたイメージがある以上、たとえ中身をきちんと作っていても、もし読んでみたら興味があるものだったとしても、捨てられる確率は残念ながら低くはありません。
説明なく渡しても捨てられないパンフレットを作ることは、無理ではありませんし、パンフレットを作ることは無意味でもありません。
しかし、よいパンフレットを作るためには多大なコストがかかるのです。

日々大量に交換される名刺、その殆どが記憶に残らない?

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ビジネスではほとんどの場合、初めて会った相手とは名刺交換をするかと思います。
写真つきであったり、カラフルであったり、匂いがついているものまで。逆にシンプルで目を引くということもあります。
お渡ししたときに気に留めてもらえるかどうかは、その後の会話が弾むかどうかを左右する場合も。

中にはいらない名刺は帰社してすぐにシュレッダーにかける、というビジネスマンもいらっしゃるとは思います。
しかし、多くは気づくと溜まってしまっている名刺をどう管理したらいいのか悩んでいらっしゃるのでは?
名刺管理アプリや、クラウドで名刺情報を共有するというサービスがたくさんリリースされていることを見れば、名刺があまり手軽には捨てられないものだということはおわかりいただけるかと思います。

ただし、名刺にも欠点があります。
いまお手持ちの名刺をずらりと並べてみて、顔と名前が一致する割合はどのくらいでしょうか?
全部覚えている方ももちろんいらっしゃるでしょうが、あれ、これ誰だっけ? なにしてるひとだっけ? と悩んで思い出すことも多々あるのでは?
名前と連絡先。肩書、会社名。ちょっと狭いけど顔写真も入れて。裏側も使ってカンタンな事業説明をし、できることならサービスの内容もさわりだけでも書きたいが、それは文字が細かくなりすぎて可読性が下がるのでは? と。
詰め込むだけ詰め込むことはできますが、名刺サイズのものですから、相当腐心されるのではないでしょうか。

一方、自社製品のパンフレットをお渡しする機会もあります。
お客様ひとりひとりにマンツーマンで充分な説明ができるに越したことはありませんが、時間が限られていたり、担当者全員とはアポイントが組めないということもあります。
たとえば交流会、展示会、名刺交換会、イベント、パーティとひとが多く集まる中で、大きなパンフレットをお渡しするのは至難の業。
一度その場で名刺を交換して、短い会話の中でやや興味を持っていただけたら、また後日お時間を……、というのがベーシックな流れではないでしょうか。

パンフレットの情報量と名刺の捨てられにくさを併せ持つ、それが「キャリーパンフ」です

そんなわけでadbではパンフレットを名刺サイズにしました。

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パンフレットを名刺サイズに折り込むことで、掲載できる情報量を大幅にアップさせ、なおかつ名刺としての機能も保持できるため、名刺交換と同時にパンフレットをお渡しできるのです。
コンパクトにしたままですと、通常の名刺と変わりません。
名刺をパタパタ開くとパンフレットに。
カンタンな事業説明をして

「それ、実はパンフレットなんです」。

そこですでに会話が生まれそうな気がしてきませんか?
あるいは自分がもらったとして、とりあえずいったん開いて読んでみたくなりませんか?

キャリーパンフは弊社独自の“ずらし折り”を採用しているので、ほぼ100%その場で開かれます(笑)

最初の名刺交換のときに情報をお渡ししてしまう。
するとあとで興味がわけば、名刺と思われるものの中にパンフレット並の情報が入っているわけです。
大勢と会うときに、ご挨拶に寄った取引先や、ばったり会った方に新サービスを紹介するときに、ビジネスシーンを加速させることができます。

adbだからできる名刺の役割も果たすパンフレット

さて。
ここまでで弊社が力を入れている名刺として渡せるパンフレットの利点はご理解いただけたかと思いますが、では実際に作るとなるとどうするのか? という点をすこしだけご紹介します。

まずパンフレットを名刺サイズにするのは難しいのではないか、という疑問はお持ちになるでしょう。
通常、A4やB5のサイズのものを名刺サイズにするのはそうカンタンには思えない。
紙を数十回折ると月に届くそうですが、そこまでいかなくともとても分厚い名刺になるのでは。
ごもっともな疑問です。じつはこの部分、正直に言って少々難しいです。
名刺ですから、コンパクトなスペースに見映えよく配置しなければなりません。
しかし、名刺であるとともに、パンフレットでもあるわけですから、パンフレットとして自然な流れで見ていただけることも必須です。
その難しい部分は、弊社の経験でカバーします!
既存のパンフレットデータをいただき、ご要望に沿った内容になるようお打ち合わせをさせていただきます。その後、弊社のデザイナーが既存のパンフレットを名刺サイズにリニューアル。
いままで使っていたパンフレットに沿うように作成します。

そして、このパンフレットを作るときに弊社にしかできない工夫がもう一点。

それが「ずらし折り」です。

通常は二つ折りにしたときに、オモテとウラがぴったりと合っていますが、「ずらし折り」は表紙となる部分(名刺ですと1番上の名前や連絡先が書いてある部分)を少し上にずらして折る技術です。表紙から中身がすこしだけ見えている状態を作り出すことができます。
この「ずらし折り」は、小さなことに思われるかもしれませんが、じつは実用新案も登録済みで(登録第3212355号)、実現できる会社は弊社の他にありません。開いていただきやすくなるように、すこしでも目に留めていただけるように、弊社が加えたひと手間です。