お金

 

こんにちは! 広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。

今回は、面接時に「給料はいくらもらえますか?」と聞いてもいいのかを検証してみます。

 

給料の額は誰でも気になるもの

 

中途採用の社員募集に応募するにあたって、誰でも気になるのが給料の金額です。

一般的な求人広告や、ハローワークの募集要項などには「○○万円以上」または「○○~○○万円」といった表記がなされています。

さらに、「経験・年齢により優遇」「経験〇年・○○歳例 ○○万円」と実例を付け加えて書いていることもあります。

しかし、自分が採用された場合、実際にいくらくらいもらえるのかはその募集要項ではわかりません。

時給制や日給制の場合であれば、経験や年齢にかかわらずその金額を支給されるものと考えればいいでしょぅ。

その金額に勤務時間や勤務日数をかければ簡単に計算できますし、そこから源泉徴収や社会保険料等を天引きされておよそいくらくらいになるかと見当をつけやすいです。

ただ、月給の場合は初任給がいくらになるかはわからないことが多くあります。

新卒入社の場合は、高卒の場合は初任給がいくら、大卒であればいくらと規定があり、初任給は提示された額面どおりで支給されることがほとんどでしょう。

また、仕事の内容や会社の規模や知名度などで就職先を選ぶことも多く、給料の額は二の次といった感覚の方が大多数を占めるものと思われます。

しかし、中途採用となると、仕事の内容と同じくらい給料の額が気になるところです。

 

面接時に給料の額をたずねる際に気をつけること

 

その給料の額について、面接の際にたずねてもいいのでしょうか。

「お金のことは聞きづらい」「お金にばかりこだわるやつだと思われて不採用にされないか」と心配される方も多いことでしょう。

中には、「お金はいくらでもいいからとにかく仕事をさせてほしい、雇ってほしい」と思うくらいでないと中途採用の高い競争率を勝ち抜けないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

結論から申し上げますと、それらの心配は不要です。

給料はおよそいくらくらいになるのかたずねることは悪いことではありません。

ただ、仕事の内容をそっちのけにして、給料の額や休日のことばかり根掘り葉掘りたずねるとなれば、面接をされている相手方の心証が悪くなるのは言うまでもありません。

仕事に対する意欲を疑われることになります。

たずねるのであれば、仕事の内容や、入社後の教育体制や研修についての質問をして、それに付随させるような形でさらりとたずねる形がいいのではないかと思います。

まずは仕事に対しての理解を深めるとともに、「意欲の高い人材である」とのイメージを持ってもらい、そのうえで「大変お聞きづらいのですが」と前置きをして、給料についてたずねてみましょう。

ボランティアではなく、給料をもらうために仕事をするのですから、たずねることに問題はありません。

ただくれぐれも、「自分の権利ばかり主張して、義務をないがしろにしそうな人物」と思われないように、質問をする順番と、質問内容のボリュームをよく考えておくべきかと思います。