こんにちは。広告代理店のエー・ディー・ビーのブログ担当です。
弊社は様々な企業や個人事業主の方に向けて集客や求人面でのお手伝いをしております。
様々な広告媒体からパンフレットや名刺の作成まで、企業が活動を行う上で欠かせないアイテムの制作も承っております。

名刺とパンフレットが一体化したキャリーパンフ

そんな中でも今回はパンフレットの制作に関して失敗しないノウハウを実際にデザインに携わっている私ブログ担当からお話しようと思います。

というのも最近名刺とパンフレットが一体化したキャリーパンフをご依頼いただいたお客様から「初めて作るので、不安でいっぱいだから御社に伺って打ち合わせをしたい」といったご要望をいただきまして、弊社の事務所にて制作に関するお打ち合わせをしました。

その際は非常に満足していただいたご様子でお帰りいただけたのですが、この制作に対する不安の気持ちというのは、パンフレットの制作を依頼したことのある方は、ほとんどの方々が持ったことがある感情ではないでしょうか?

特に昨今、名刺やパンフレットの制作はオンライン上で完結させることが多く、制作にあたるデザイナーや営業の顔も知らないから尚のこと、不安に駆られる機会も多くなっているのでしょう。

かく言う弊社も基本的にはお問い合わせをいただいたら、我々デザイナーもお客様と電話やメールでやり取りを行い制作を進めていきます。
ただ、ここで一点ご理解をいただきたいのが、我々もお客様にこちらの作成の意図やご提案がしっかりと伝わっているかどうか不安なのです。
特にデザインに関する修正依頼などは、お客様もどう伝えたらいいか分からないなんてこともあるので、修正作業も恐る恐る行うことになってしまうのです。

オンライン上のみで完結させるサービスのやり取りは得てしてこういった、お互いが不安になりつつも進めていくということが発生してしまいます。

そこで弊社ではメールや電話でもパンフレットの制作工程や完成イメージを持ちやすくするために、写真の撮影や詳細な内容を記載して、お客様に確認していただく方法を取らせていただいています。

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↑実際にお客様にご提出している画像
写真であれば素材の質感なども分かるようになります。

IMG_2953↑手を添えている画像
こうやって手に持った写真をご覧いただければ、サイズ感も把握することができます。

この様に作業を進めていくことによって、我々はお客様との認識違いや、やり取りの齟齬の解決を図っています。
PDFにてデータを送っただけでは決して仕上がりはわからないので、質感や大きさなど細かい所を感じていただくためにこの様な形で進めさせていただいております。

やはりパンフレットを制作する上で当たり前のことですが、我々制作サイドとお客様との密な関係構築というのは欠かせません。それはオンライン上のやり取りだからと言って変わることはないでしょう。思ったことは素直におっしゃっていただければと思います。

それと最後にですが少しだけパンフレットの制作の際に抑えていてほしいところが4つあります。
というのも今まで何回かパンフレットを制作された方はもうすでに問題はありませんが、初めて制作される方は「そもそも依頼する際にどう頼めばいいのか?」とか「何を用意すればいいのか?」などあたふたしてしまう方もいるかと思います。

以下の4つをしっかりと抑えておくことができればパンフレット制作は滞りなく進んでいきます。
抑えておくべき要点は下記になります。
・企業カラー
・一言で会社を表すキャッチフレーズ
・サービス名と明確な文言
・料金表
以上になります。それぞれについて詳細に説明していきます。

企業カラー

この企業カラーというのはモチーフとなる色の事です。この企業カラーもしっかりと説明できるようにして下さい。というのも例えば「緑」といっても様々な緑があります。「白みがかった緑」とか「濃い緑」といったように緑一つとっても様々な色があります。より詳細に統一させるなら、カラーコードというものも覚えておきましょう。
このカラーコードというのはカラーコードはシャープ(#)に続く6桁の16進数で表記されるもので、より詳細な色を表す際に使用される世界共通の表現方法です。
これは自社のロゴを制作したデザイナーなどに聞いてみるとわかるりますし、このサイトを使用していいただければ、自動的にカラーコードを教えてくれます。(http://higashi-dance-network.appspot.com/iromiru/)
また、この企業カラーはパンフレット全体の基調色になりますので、しっかりとした企業カラーを認識しておきましょう。

一言で会社を表すキャッチフレーズ

これは見出しなどに使用されます。よく企業理念をパンフレットに掲載したがる方も多いのですが、初めて自分たちを知る相手にとってみれば、率直に申し上げるとどうでも良い内容なのです。しかしながら、やはり自社の意気込みや社会に対してどのように貢献しようとしているのかといった点は差別化を図る意味でも記載しておいたほうがいいでしょう。
長すぎず、一言で締めくくるのがスマートで相手にも理解してもらいやすくなりますので。

サービス名と明確な文言

こちらに関しては言えない方はいないとは思います。しかし、自社のオリジナル商品であったり、ニッチなビジネスの場合にはサービス名があやふやになりがちです。これが決まっていないと相手にもどんなサービスの概要が掴みづらくなりますので明記できるようにしましょう。パンフレットであればこちらに合わせて、例えば実例を写真付きで出したりなどして、よりサービスの詳細な内容を伝えていきます。

料金の内容

こちらはできる限り記載をしておきたいところです。
もちろんサービスの内容によって一概ではないので、あくまでも掲載できる業種のみに限られるかと思われますができることであれば表記はしておきたいところです。

以上の4点をご説明させていただきました。
実際にはこれだけの内容が記載できていればパンフレットとして成立します。
他には会社概要などの情報も入れておくと良いでしょう。

いかがでしたか?
パンフレットの制作は以外にも考えることが多くて大変かもしれませんが、しっかりと作ることができれば営業の際などに力強い味方になってくれるはずです。

名刺とパンフレットが一体化したキャリーパンフ

弊社では普通のパンフレットの制作以外にも名刺とパンフレットが一体となったキャリーパンフという商品も販売しております。このキャリーパンフは名刺サイズになっておりますので、持ち運びも非常に便利で訪問営業などの際に力強い味方となります。
ぜひこちらの制作も併せてご検討いただければと思います。