国勢調査のデータにもとづくターゲティングでの宅配型チラシ(ポスティング)、「独占チラシ5日間宅配」を制作・販売する広告代理店の株式会社エーディービーです。
今日は求人に弊社の広告を利用して下さいました埼玉県草加市の介護老人保健施設『みどりの館』の介護長・内田様に「介護施設利用者さまとの向き合い方」をお伺いして参りましたので、掲載させていただこうと思います。
みどりの館様(以下:みどりの館)は入所者数84名、通所者数は50名の規模の介護施設として地域に根付いております。
介護施設の中でも(リハビリ施設)としての色が強く、施設の入居者は常に入れ替わっているにもかかわらず、利用者は後を絶ちません。
これはみどりの館が1人1人の利用者に向き合った結果。
利用者のみならず、”利用者と家族とのつながり”まで意識をし「利用者が家に帰ったあとのこと」を念頭に介護をしている理由に他ありません。
在宅介護に向けてそれぞれの立場の理解を深める
「利用者をお家に帰してあげる」ことを第1に考えるみどりの館では、
介護者は施設内の介護のみならず、利用者のお宅に訪問、ご家族と在宅介護に関するお話する機会を積極的に設ける他、
介護への理解を深めるための「敬老会」や、月に3度ピアノの先生が来訪する「音楽クラブ」、そして、様々な地域のボランティアによるお楽しみ会(三味線、フラダンス、ハーモニカ、マジックなど)を行うなど、”行事を頻繁に催す”ことにも特徴を見つけることができます。
これらの催し物は施設利用者を楽しませる目的の他、介護者と利用者、そして利用者のご家族が親睦を深めるためのコミュニケーションの場としても機能しているのです。
他にも面会にいらっしゃったご家族に対して、日々の状況を伝え、在宅への退所が決まったご家族へは、排泄介助の方法などを教えるなど……みどりの館は、「介護」を多方向からアプローチできる体制を作ることにも尽力しているのです。
「利用者をお家に返す」ことを目的とした施設
病院から、ご自宅から、また緊急で調子が悪くなられた方など、みどりの館を利用する方の境遇や状況は様々でありますが、一貫してみどりの館では
「病院ではない。介護施設・老健施設」としての立ち位置もしっかり定めております。
「みどりの館でお預かりが可能かどうか」 「自分たちの力で利用者の日常生活動作(ADL)を向上することができるか」
これから新しくご利用者さまを受け入れるための”判定会議”は現在週3回のペースで行われており、
加えて、書類上では明記されない細かな部分にも着目し、可能な限り「利用者それぞれに寄り添うためにはどうすればいいか」を常に考える続けています。
その折、ご家族様に”デイケア”や”短時間リハビリ”の提案も同時に行うことは、「利用者のご家族さまの負担やストレスを少しでも減らしたい思い」があるからです。
みどりの館の持つホスピタリティは利用者を取り囲む全ての人にまで及びます。
いろんな介護施設の中から「みどりの館」を選んでもらうために
超高齢化社会が進んでいる日本で”介護施設”の需要が増えてきていることは言うまでもありません、そのような状況下でみどりの館は「選んでもらえる介護施設になる」にはどうすれば良いか日々考えております。
今より少し前、利用者は介護施設を直接的に選ぶことが難しい状態にありました。
それは介護を必要とする方は「各市町村の福祉科などで紹介を受けた施設に赴く」ことが通例としてあったからであります。
そんな状況を変えたのは「介護保険」です。事実みどりの館も介護保険ができた時に開設されました。
役所を通さないということは利用者に”選んでもらえる”介護施設を運営、利用者さまにとって他の介護施設にはない特別な”何か”を奉仕する必要があります。
そのためには、設備や最新の技術を搭載することもそうですが、
突き詰めて考えると、介護施設の本質は人と人との関わり合い。みどりの館は本来の介護のあり方を追求し続けている施設でもあります。
”施設自体に明るい雰囲気”を出す工夫であったり、携わる人全ての“人間関係を良好”に保つ努力……。単純なことに思われるかもしれませんが、とどのつまりは人を思いやる気持ちこそ、みどりの館では重要視しているようです。
職員同士がお互いを高め合う現場、出来る仕事は幅広い
スタッフ間の話で言えば職員同士、ナースと介護職員の仲もよく、他の介護施設に類を見ないほど”連携”が取れていることも特徴の1つです。
連携が取れる理由は、みどりの館の性質にあります。
一般的な介護施設と違う点、それは、みどりの館では職員は「定められた1分野のお仕事のみを担当するわけではない」ということです。
たとえば排泄委員会、栄養委員会などが一同に介したカンファレンスやコーチングが頻繁に行われており、ほぼ全ての職員が施設で行われる業務内容を大まかに把握できている状態にあります。
この情報の共有こそ”連結”がうまく取れる秘訣であり、これらの取り組みは職員同士の関係性を良好にするだけでなく、1人の職員に対し”任せることが出来る仕事のキャパシティ”の底上げをも実現しております。
以下は“仲が良い”、”働きやすいアットホームな環境”であることを証明する証拠に足るかは分かりませんが、
高校を卒業して就職、その後結婚して産休、育休にて子育てし、落ち着いた後、また働きに戻ってくる介護者が在籍していたり、 実習生もそのまま就職を希望することはみどりの館では珍しいことではないようです。
利用者やそのご家族だけでなく、職員にも心を配ることは、みどりの館ないし介護現場の前提でもあるかもしれません。
介護者、入居者様、共に過ごしやすい館の1部
それでは、みどりの館の館内の1部をご紹介します。
みどりの館は2階〜4階。それぞれ容態の違う患者様方が、より快適に過ごせられるよう随所に工夫が散りばめられております。
特に4階は広く明るい日差しが入るように作られております。写真のスペースは入居者様同士、食事や談話を楽しんでいただく場としても機能します。
また、落ち着きのある畳のスペースもご用意。
入居者様が落ち着かれるよう、ぬくもりのある光は居室にも差し込みます。
滑りやすく事故を起こしやすいとされる”浴室”は、足腰が不自由な方のため。そして介護者共に動きやすいよう、安全面・利便性を追求した作りになっています。
手すりは浴室のみならず、随所に設けられております。
「お家に無事に帰っていただけるよう」リハビリの器具も充実しているのが「みどりの館」です。
事務長が実際に現場に携わってきたからこそ心配りが随所に発見できる「みどりの館」
1人1人をちゃんと見ていく「みどりの館」の温もりのあるスタンスは、事務長が介護の現場を実際に携わってきた経験があるからこそ実現が可能であるともいえるでしょう。
しかしながら、このようなアットホームな職場であっても介護業界はまだまだ人手不足であるようです。
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