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こんにちは! エー・ディー・ビーのブログ担当です。

今回は、「転職に適した時期はあるか?」というテーマです。

 

学校の新卒採用の場合、入社は4月です。

その前年度か、あるいはそれ以前に試験や面接を経て採用の内定が出され、翌年の4月より出社する流れが一般的です。

それに対して中途採用の場合は、募集の時期も入社の時期も決まっていません。

人の出入りが激しいため、年間を通して中途採用を行なっている業界、企業もありますし、めったに社員採用活動をせず、退職者が出た際などに欠員を補充する形で募集をするのみの企業もあります。

また、事業の拡張にあわせて中途採用での増員募集を行う企業もあります。

通年募集を行う企業もあれば、突発的な募集しか行わない企業もあるということです。

突発的な募集については、いつ行われるかは募集を行なう企業の側も予測がつきません。

そのため、1年のうちいつ頃が中途採用での転職に適しているタイミングとは一概に言えません。

 

ただ、求人募集を出す企業の数が多くなる時期はあります。

まず、年が明けた1月です。

その前年の年末にボーナスをもらって退職した方が求人市場にこぞって流れてくるため、その方々の採用を狙って多くの企業がこの時期に中途採用を行ないます。

その中には、「ボーナスを支給した後に退職した社員」の欠員を補充するために募集を行なう企業もあります。

また、この時期には、前年のうちに新卒での就職内定を得られていない大学生等が、中途採用の募集にも目を向け始める時期であり、その学生たちを4月から入社させる計画で採用する企業もあります。

そのほとんどは中途採用を前面に掲げると同時に、「新卒者同時募集」の文言を加えて両面での人材確保を狙っています。

 

次に、年度が変わる前後の3月と4月です。

定年退職を含む3月末での退職者の欠員補充を行なうため、この時期の中途採用が多くなります。

そして、夏のボーナス時期の7月です。

 

転職を考えている方、転職活動を行なっている方にとっては、それらの時期には多数の企業、仕事が転職市場にあふれるため、多くの選択肢の中から選んでアプローチができるメリットがあります。

逆に、企業や仕事の「供給」に対して、それを狙う転職者数の「需要」も多くなるため、競争が激しくなるデメリットもあります。