こんにちは!広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。
今回は、円満退職の重要性について解説いたします。
企業の終身雇用制が大きく崩れている現代、初めて就職した会社に一生涯勤め続けるケースが少なくなっています。
中途採用市場は活発に動き、求人情報サイトも多く運営され、特に若い年代の方を中心に、在職している会社をやめて別の会社に転職する行動が一般的になっています。
転職という行動についても、ひと昔前は悪いイメージでとらえられていたのですが、今はキャリアアップのための転職等も行なわれているため、明るいイメージが根づいています。
今回は、自己都合で会社を退職することになった際に、円満退職をすべきであること、そして、円満に退職する方法について考えてみます。
トラブル退社は絶対ダメ
まず、どのような退職理由であれ、在職している会社とのトラブルは避けるべきです。
「どうせやめるのだから」といった気持ちは捨てましょう。
理想は惜しまれての退職、送別会を開いてもらえるような退職です。
退職後、退職した会社とどこでどんな縁があるかわかりません。
特に同業他社に転職する場合は気をつけるべきです。
以前在職していた会社と仕事の上でからむことがあったり、何かと接点が多いものです。
社長どうしの仲がよいことも珍しくありません。
その交流の場で、あなたの話題が出てくることもあるかもしれません。
「そっちの会社ではどうだった?」と仕事ぶりを聞かれるかもしれません。
気心の知れた仲であればあるほど、とりつくろうことなく本音での話をされることでしょう。
そこであまりよくない評価の話をされると、新しく入社した会社で悪いイメージを持たれてしまうことになります。
それらを考えると、できるだけ敵を作らないように、悪いイメージを残さないようにして、円満に退職するはこびにしたいところです。
円満退職の方法
円満に退職する方法ですが、まず、退職の申し出は遅くても退職を希望する日の1か月前には行ないましょう。
退職される会社の側も、人員の補充や業務の引継ぎなどが必要になります。
それらにかける時間が不十分になることにより、会社が被るダメージが大きくなることもあるのです。
「いつまでに退職の予告をしなければならない」といった法的なルールはありません。
しかし、だからといって数日前とか1週間前に退職の申し出をするなどは非常識としかいえません。
「残りの1か月間は有給休暇を充当します」なども、大きな反感を買うことになります。
退職の理由は、その会社を批判する内容にならないようにします。
上司との関係性、会社の方針、それらは理由として表に出すべきではありません。
退職日までの残りの期間は、以前よりも懸命に仕事にとりくみます。
業務の引継ぎがある場合は、後任者が何の問題もなくその後の業務をスムーズにこなせるようにしましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」のことわざのとおり、去っていく会社に悪いイメージを残さないように、円満な退職に努めましょう。