こんにちは!広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。
今回のテーマは「人材確保に困ったら、国外に目を向けてみよう」です。
売手市場の現在人を採用するのは厳しい
現在、国内の求人市場は売り手市場になっています。
8月に発表された有効求人倍率は1.52倍という高い数値を示しており、遠い昔の話として語られる「バブル時代」の水準を超えており、若年層を中心にした求職者に有利な売り手市場が続いています。
特に大学新卒者の求人市場はその傾向が強くなっています。
ただ、そのような状況であっても、大手企業はそのネームバリューや安定性に魅力を感じる学生が多いため、有効求人倍率に関係なく新卒、中途採用のいずれにおいても多くの応募者を集め、その中から選りすぐった採用をすることができます。
しかし、中小企業の場合、有効求人倍率によって採用活動が大きく左右されます。
現在のような売り手市場では、人材の確保が困難になっている企業も珍しくはないでしょう。
特に大学新卒者の採用に関しては、優秀な人材が大手企業や公務員試験に流れていくため、採用人数、レベルともに希望どおりの採用が難しくなっているのが現状です。
その状況を打破する方法のひとつに、国外からの外国人労働者の採用があげられます。
外国人の方が優秀な場合も
日本国内で働く外国人労働者は2013年以降、増加を続けており、厚生労働省による2016年秋の調査では100万人を超えています。
そのうち、技術職や営業職など専門性の高い仕事の就業者はおよそ20万人で、国別では中国、韓国の順となっています。
特に韓国から日本の企業に就職する方は年々多くなっており、高校在学中から日本語を学び、大学卒業後に日本企業に就職する学生も増加の一途をたどっています。
これは、韓国の失業率が申告な事態に陥っていることに起因します。
トップクラスの大学を卒業しても2年か3年は就職できないケースも多くあり、国内での就職をあきらめて、日本に出ていく学生が多くなっています。
韓国で高学歴の人材は、韓国語、英語、日本語の3か国語を身につけているうえ、大学で専門性の高い知識を学び得ています。
そのうえ、国外で就職することで、「甘えは許されない」といった意識と責任感とを持っており、仕事に対しての高い意欲を持つことにつながっています。
高レベルの新卒者の採用を考えるなら、国内のみならず、国外に、特に韓国の人材に目を向ければ新たな道が開けるかもしれません。