Iターン転職

 

こんにちは! エー・ディー・ビーのブログ担当です。

今回は、Iターン転職において気をつけることを述べてみます。

 

「Iターン転職」とは?

 

「Iターン転職」という言葉をご存知でしょうか。

都市圏で生まれ育った方が、地方の企業等に転職してその地方で生活を始めることです。

「Uターン転職」は、地方で生まれ育った方が都会に進学、就職した後、また自分の出身地に戻って就職することですが、Iターンは都市圏から何の縁もゆかりもない地方に転職、定住することになります。

Iターン転職をする理由はさまざまでしょう。

以前旅行に行った時にいい印象があった、その地方で行なわれている町おこし等による中途採用に応募した、以前よりなんとなくいいイメージを持っていた、などさまざまだと思います。

 

Iターン転職で気をつけること

ほとんどの方は、その地方について何の知識もお持ちではないと思います。

本や雑誌、WEBサイトで得た表面上の知識程度でしょう。

その地方での独特の生活習慣や風習、土地ならではのしきたりなどは、実際にその土地に住んでみないとわからないものです。

そして、その地方に根をおろして生活と仕事を続けていくには、それらをできるだけ早いうちに理解して、身につけていくことが必要になります。

転勤で地方の支社や営業所に勤務するのであれば、会社側もあなたの立場を十分に理解しているでしょうし、その地方での仕事の進め方なども指導してもらえるものと思います。

しかし、中途採用での入社となると、その職場での仕事の進め方は教えてもらえますが、その地方でどのように動くべきかといったいちばん重要な部分は教えてもらえないと思われます。

その地方の企業に勤める社員のほとんどは、地元出身の方でしょうし、その地方の風習や習慣、気質はもともと身についているからです。

企業側にとっては「そこまで教えてやらないといけないのか」、「それはいちいち教えるようなものではない」といった考えがあるでしょう。

また、それを教えようにもうまく教えられないでしょう。

自分自身で身につけて、仕事をこなせるようにするしかないのです。

 

Iターン転職で最も大事なこと

Iターン転職で最も大事なことは、「郷に入れば郷に従え」です。

都会の生活とのギャップ、カルチャーショックを受けることも多くあるでしょう。

情報を得ることはたやすく、必要なものもネット通販で入手することもできます。

しかし、交通は都市圏とは比べものにならないくらい不便です。

また、都会ではなかったご近所づきあい、町内会の連帯、その他地域の住民のつながりは強く濃いものがあります。

都会の生活と同じ感覚でいては反感をかうことも多くあります。

特に最もすべきでないことは、「東京ではこうだった」「前に住んでいた大阪では」などと口にすることです。

たとえその気がなくても、都会に住んでいたことを鼻にかけている、地方を見下している、ととられてしまいます。

それでは地方での生活に大きな支障をきたすことにもなりかねません。

仕事を覚えると同時に、地方の生活習慣や風習を理解し、身につけて、その地方になじむように努力しましょう。