第二新卒

 

こんにちは!広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。

今回のテーマは「新卒採用が難しければ、第2新卒を狙ってみよう」です。

 

大学卒業見込み者の就職内定率は過去最高

ここ数年、大学卒業者の就職率が高くなっています。

景気の回復の後押しにより、求職者である大学生側の売り手市場となっているようです。

厚生労働省の調査によれば、2017年12月1日時点での大学卒業見込み者の就職内定率は86.0%となっており、この調査が開始された1997年以降では過去最高の数値となっています。

(厚生労働省 2018年1月17日発表 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000190551.html)

この傾向は今後もしばらく続くことが見込まれ、大学生の側からすれば、仕事や会社を選んで就職できると好意的に受け取られています。

しかし、採用を行なう企業の側からすれば、「優秀な学生は大手企業に行ってしまう」「優秀な学生の応募を集めることが難しい」といった声があがっています。

特に中小企業はその思いが大きく、深刻でしょう。

新卒者採用では、なかなか優秀な学生を集められないとお悩みの企業には、「第2新卒者」の採用をおすすめします。

 

新卒者の採用が困難でも、第2新卒者なら採用可能

「第2新卒者」とは、新卒で入社した後、3年未満で退職された求職者のことをさしますが、これは法的な定義などではなく、おおよその解釈です。

具体的な人物像としては、20代前半、新卒入社した会社を退職して間もなく、職歴は1社のみといったところでしょう。

厚生労働省は、大学新卒者が3年以内に退職した「3年以内離職率」を調査して発表しています。

その最新データとなる2014年3月大学卒業者の3年以内離職率は32.2%となっており、実に3人に1人が新卒で入社した会社を3年以内に退職したことになります。

(厚生労働省 2017年9月15日発表 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553.html)

長く勤めることをせず、すぐに退職してしまう原因として考えられるのは、「考えていた仕事と、実際の仕事とのギャップ」ではないでしょうか。

社会経験のない大学生は、就職先を選ぶ際、仕事の内容よりも企業の知名度や規模などを選択の基準にすることがほとんどです。

そのため、自分と仕事とのマッチングがうまくいかず、仕事に対して失望して退職するケースが多くなるのでしょう。

社内で「こんな仕事をしたい」と希望しても、実績のない新入社員の希望など通るはずもありません。

そこで、退職することになるのですが、次に就職先を探す際には会社の知名度や規模よりも仕事の内容を選択の基準にします。

新卒者は「会社」を選び、第2新卒者は「仕事」を選ぶと考えていいでしょう。

第2新卒者は、もともと優秀であるうえ、数年であっても社会経験を持つ人材です。

中小企業であっても、仕事の魅力を前面に打ち出した求人広告を使えば、優秀な新卒者がさらにパワーアップした第2新卒者を採用することができるものと思われます。

第2新卒者の採用に関しては、ぜひ当社にご相談ください。

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