こんにちは!広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。
求人広告のサイズ、スペースはさまざまですが、規模が小さな会社ほど大きなサイズ、スペースを使う必要があります。
その理由について解説いたします。
求人広告にはさまざまな媒体、スペースがあります。
小さなものは新聞の3行広告、大きなものは雑誌の1ページ、WEB広告であればさらに大きなスペースを使うことができます。
スペースが大きければ、それだけ多くの情報を掲載、求職者に提供できるメリットがあり、ひいては、求人募集をする会社が求めている人物像に近い人材の採用ができる可能性が高くなります。
大きなスペースを使った求人広告を出すことに抵抗を持つ企業は多くあります。
「うちは小さな会社だから、そんなに書くことなんかないよ」とおっしゃる社長さんもいらっしゃいます。
それは違います。
小さな会社であるからこそ、可能なかぎり大きなスペースを使ってより多くの情報を掲載することが必要なのです。
「トヨタ自動車」という会社があります。
その社名を知らない方はほとんどいらっしゃらないと思われます。
また、どんな会社で、どんな商品を扱っているのかを知っている方も多いでしょう。
そのトヨタ自動車の本社が営業社員を募集される場合、新聞の3行広告でも十分な効果を得られるでしょう。
なぜなら、広告上に会社概要や販売商品の説明などを書かなくとも、既に十分な認知がなされているからです。
そのため、応募数は膨大なものになります。
中には「トヨタで仕事ができるなら」と、それだけの理由で応募される方もいるでしょう。
まず書類選考をして、筆記試験をして、二次、三次と面接を重ねて応募者をふるいにかければ、かなり優秀なレベルの人材を採用することができるはずです。
しかし、知名度の低い中小零細企業の場合は、まず自社がどんな会社であるのかを求職者に知ってもらう必要があります。
仮に「田中自動車」という社名の会社があったとします。
どんな会社であるのか、知っている方は皆無に使いでしょう。
自動車を販売する会社なのか、整備工場なのか、あるいはその両方か、販売であれば新車ディーラーか中古車店なのか、何もわかりません。
求人広告には必要最小限の情報だけ書いておいて、WEB検索をしてもらい、そこで詳細を確認してもらえればいいと考える社長さんもいらっしゃるかもしれません。
それもいい方法だと思います。
しかし、その前にまず「この会社、検索してみよう」と興味を持たせることが必要です。
そのためにもできるだけ大きなスペースを使って、多くの情報を掲載することをおすすめします。
「書くことがない」ということなどありません。
会社概要や募集要項だけでなく、会社の方針、トップの考えかた、仕事の流れ、「こんな人に来てほしい」といった率直な希望、なぜ求人をすることになったのか、そのあたりを書くだけでも応募者の人数もレベルも全く違ったものになるはずです。
小さな会社ほど、「うちはこんな会社なのです」と懸命にアピールすることが必要だと、ご理解ください。