こんにちは。求人広告代理店エー・ディー・ビーのブログ担当です。
本日は引き続き、弊社社長近藤のインタビュー後編です。 前編はこちら

前回のインタビューでは金融業を経て独立した弊社の興りから、時には企業と求職者の間に入り、
いち求人広告代理店の業務を通りこし、企業のあり方にまでアプローチをしてきた弊社社長の「仕事の仕方」をお伝えしてきました。

今回はその根本にある近藤の働くことへの考え方を聞いていこうと思います!

■ネットに書き込まれてしまう時代だからこそ「いい事ばかり」を言わない

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インタビュー担当(以下、イ):社長、今日も前回に引き続きインタビューをさせて頂こうと思います。宜しくお願いします。

近藤:もう終わったんじゃなかったの?

イ:いやいや…まだ聞きたい事は残ってますよ!求人広告を超えて、その会社の求人体制、考え方にまで口を出すある種コンサルティング的な立ち回りでアプローチされていたわけですが、昨今の求人についてはどう思いますか?

近藤:私は正直に物事を言い過ぎてしまうという事もあるけれど、実際良い事ばかり言って求職者が入ってきたとしても、入ってみて「求人の内容と違う」なんて事になったら文句が生まれてしまうでしょ。

求人広告代理店は企業と求職者の間に入るからより分かるんだけど、どちらも人間なのだから「食っていかなきゃならない」じゃない。
だから、雇う側・雇われる側も入ってみて「こんなはずじゃなかった」なんて事になったら、問題もたくさん起こってしまう。

特にパソコンが出てきて、インターネットが普及してきて、求人をかける会社が勝手なこと言っていたのが、今度は雇われる側も言いたいこと言うようになってきた。”なんとかチャンネル”とかに書き込んでね。そんな時代だから尚更企業がしっかり受け入れる体制を整えることが大切だと考えているよ。

中には学ぶことを楽しいという人もいれば、学ぶことを苦痛だという人もいる。
学ぶのは苦痛。学ばないで上手くいく方法はないかなって、私なんかはそればっかり考えてきた。

そうすると周りから怠け者だって言われるんだけど、考えてるから怠け者じゃないんだよ。実の良い方法はないかなと考えている。
でもなんだかんだ学ばないと先に行けないわけね。
この人間の進化の仕方なんとかしてくんないかなって思ってた。

イ:え…。進化の仕方の話ですか。

近藤:進化の仕方はこういう法則だからしょうがないよって言うんだけどさ、実は自然界にはそれを超える方法があると。
これは私にできるかわからないけど「突然変異」だって(笑)

でも実際そうなのね。
割り切れないことがずーーーっと続くことってない。
どうしようどうしようってなっても、ある程度すると突然変異する。
大したもんだよ自然界は。(笑)突然変異で解決しちゃう。

イ:だんだんポジティブな話に聞こえてきました。
特に暗いニュースが多い現代ですから。そのくらい飛んだ考え方で楽観的な心持ちも必要かもしれません。

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■自己都合=相手都合!?

イ:社長は、自社の社員にどうなってほしいというのはあるんですか?

近藤:ない。

イ:そんな身も蓋もない事を……。

近藤:私は自分さえよければ良いんだから、みんなも自分のポジションで自分だけ良ければいい。
ところが会社っていうのは組織だから支え合いをしないといけない。

企業である以上、みんな利益を出す事が本懐でしょ。

良くも悪くも商売だもの。でも自分さえ良ければいい…という考え方も突き詰めていくと、相手の得を考えないと、商売は成り立たなくなるじゃない。

こういう支え合いをすることに自分勝手さがもっと生きるわけだよ。
支え合いをすればもっと上手く行くんだから。支え合いをしなかったら、ちっちゃいことしか出来ない。1人の能力にはやっぱり限界があるから。
組織ならもっとでかいことが出来る。

イ:自分のために支え合うということは、ある意味「やらされてる」とかそういう感覚はなくなりますよね。
ではお客さまとはどんな関係を築いていきたいですか?

近藤:お客さんとの関係は完全な利害関係。友達でも何でもない。

なんちゅうやつだって言われるんだけど。
その「なんちゅうやつだ」ってのをできるだけ表に出さないようにして生きてるんだから聞かないでくださいって言ってるよ。
質問しないでくれって。(笑)

それが性格が正直だから聞かれるとつい言ってしまう。これが欠点ね。

――
いかがでしたでしょうか?
弊社の社長は単刀直入ストレート過ぎて、なかなか理解が難しいところもあります。しかし常に正直な意見をぶつけてくる。
そして良く噛み砕いて解釈すると非常に的を得ているのです。

だからこそ私たち社員もその都度意見され、頭を働かせ、お客さまにとっての本当の実を追求し続けています。

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