皆様こんにちは。
様々な広告媒体や求人媒体の広告代行を行っております株式会社エーディービーです。

弊社では新しく東方新報・時報という媒体を扱っております。この媒体はの発行会社となっている、日本文華伝媒株式会社は、東方インターナショナルと中国新聞社(China News Service)の合弁会社で、中国新聞社は中国に2社しかない国営新聞社のうちの一つです。
対象は在日中国人に対して日本国内と中国国内の情報を発信する新聞としてスタートしているのですが、この新聞の魅力は主に2つです。
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一つ目は中国の南方空港の機内誌として採用されている点です。機内誌は乗客への視認率が非常に高くいため、普段であれば無視してしまいそうな広告でも、機内誌であれば見てもらえる機会が高くなります。

二つ目は紙面広告として掲載をすればWechatで配信されるという点です。
中国でもっとも利用されているSNSといわれている、Wechatは中国人であれば国内国外を問わず、情報を取得するマストツールとなっており、旅行先を決める上でも必需品となっています。

例えば、日本への旅行を企画している中国人が旅行先を決めるためにWechatを開き、口コミやニュース記事、さらにはコミュニティグループで交わされたやり取りや、質問を投げかけるコトで旅行先を決定する傾向にあります。
そんな中で、国営という信頼のある中国新聞社が携わる、東方新報・時報が日本企業の商品やサービスを取り上げ、情報発信を行えば多くの中国人の目に留まり、訪日した際に旅行先の目的地となったり、お土産になったりして、広告をした企業に対して大きなインバウンド効果をもたらすことが可能になります。
そういった背景からこの東方新報・時報は多くの企業様から大変ご好評をいただいております。

この記事をご覧の方の中には中国インバウンドの手法を探っていたり、情報を得たいという方が多いのではないでしょうか?
ただ一概に中国インバウンドといっても多くの手法や媒体があるので、「何に手を出せばいいのか分からない」といった悩みや、「新しい広告先を探している」という方も多いのではないでしょうか?中でもインターネットツール等に関しては日本では馴染みのないものも多いですよね。

中でもSNS関連のサービスは世界的に見ても中国は非常に特殊で、twitterやfacebookといったサービスは展開されておらず、最近ではtictokの人気が出てきたくらいで、基本的には中国独自のSNSが展開されています。

そこで今回は中国インバウンドツールの一つでもあるWeiboに関する説明と併せて東方新報・時報のサービスの関係性についてご説明しますので、中国インバウンドにお悩みの方は是非ご覧ください。

そもそもWeiboとは?

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まず初めにWeiboとは何なのかという点についてご説明をしたいと思います。
Weibo(正式には『新浪微博(シンラン・ウェイボー)』)は、新浪公司が運営する、中国最大ともいわれるソーシャル・メディア・プラットフォームです。
使用されているイメージとしては「twitter」に近い使われ方をされています。1投稿に約140文字の字数制限が設けられており、フォローした相手の投稿がタイムラインに流れていくといったシステムになっています。
投稿も画像投稿から転用、日本でいうリツイートといったことができるようになっております。
このWeiboも日本のtwitterと同じように最新の流行やポップカルチャーなどの発信からニュースに関する投稿が多いようです。中国の最新の事情を知ることができるという点において、Weiboはリアルタイムで楽しむSNSアプリとも言えるでしょう。

インバウンド広告としてはどうなの?

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そんなTwitterの様に使用されているWeiboですが広告媒体としてはどうなのでしょうか?先に結論から申し上げますと、広告媒体としては非常に良い所だといえるでしょう。リツイート機能やいいね機能もありますので、人気が高まったりしてくれば、いわゆるバズる可能性もあります。
しかしながら、この様なSNSは「企業アカウント」に対するフォローは少なくなる傾向にあります。Weiboユーザーも興味のある物や、何かしらのコミュニティの情報を見たいので、セールス投稿の多い企業アカウントはフォローを避けたがるのです。
そのため、この媒体で広告を狙うなら2つです。
1つ目は、中国のインフルエンサーに依頼をして商品紹介をしてもらうこと。この手法はそのインフルエンサーをフォローしているユーザーの傾向や年齢層を読み取ることができれば、一気に認知されることでしょう。
2つ目は、企業から個人を立ててインフルエンサーを作り上げることです。例えば社内の若い社員でアカウントを作成して、あたかも個人でやっているかのように見せながら、運営を続けていくことです。「企業アカウント」を避ける傾向にある媒体ならではの手法でもあります。さらに一からインフルエンサーを育てていくため時間のかかる手法でもあります。
3つ目は、企業アカウントでインパクトのある投稿をすることです。この手法は企画ありきの手法ではあるのでそもそも注目してももらえない、フォロワーも増えないという形で終わる可能性が高いのですが、一度注目されれば企業ブランディングに直接結びつく可能性もあります。

日系企業が抱える落とし穴


さてここまでWeiboを利用するノウハウについてご説明させていただきました。
しかしながら、実はWeiboは中国の電話番号を持っていないと企業アカウントを作成することができない仕組みになっていますので、中国支店を持っているような大企業でないと、運営以前に作成ができないといった事態に陥ってしまいます。
そのため、中国とのパイプのある代理店などにアカウントの作成を依頼したりする方法がありますが、中国はインターネットの検閲が非常に厳しく、SNSの領域も検閲対象となっているため、中国に実態の無い企業などはカンタンにアカウント停止させられてしまう傾向があるようです。
中国は外国籍企業に対して非常に風当たりの強い国でもあるので、中々日系企業が広告を展開することが厳しい状態です。

中国という国から信頼されるというのが重要

では日系企業は中国インバウンドはできないのでしょうか?
実はそんなことはありません!
というのも、日系企業だからましてや海外企業だからアカウント停止させられるわけではなく、中国の信頼がないからアカウントが停止されてしまうのです。

ここでお話を戻しますと、我々が取り扱っている、東方新報・時報は中国の国営企業である中国新聞社が携わる新聞です。
そのため、この新聞で掲載をされれば、中国にある一定の信頼を与えてもらえたという証明にもなるのです。
だからこそ広告手段としての東方新報・時報の掲載の効果はもちろんありますが、それだけでなく「中国が認めた会社である」という証明をもらえるという大きなメリットがあるのです。

Weiboへの広告展開と併せて東方新報・時報も考えて

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以上のことから東方新報・時報には広告としての効果だけでなく、「中国からの信頼を貰えている」という証明にもなることを併せてご説明させていただきました。
ただWeiboへの広告展開も非常に効果のある手法でもありますので、東方新報・時報への展開も併せて考えた方がより良い効果を生むことができるでしょう。
アカウント停止の可能性を甘くとらえている方もいらっしゃるかもしれませんが、不適切な運営をしたわけでもないのに、ある日突然停止にされてしまったという実例もあるのです。この様な事態を避けるべく、中国インバウンドへのリスクヘッジという点も考慮して、東方新報・時報への広告掲載を検討してみてはいかがでしょうか?